
普通の引っ越しでも大変なのに、海外への引越??
何から始めたらいいかさっぱり分からないよ。
そこで、
- 海外赴任が決まったら「やるべきこと」を
- 順を追って詳しく説明していきます!

「これだけやれば大丈夫!」
ひとつずつクリアしていきましょう!
家探し

まずはこれ。
家が決まらないことには始まらないですよね。

家を探すにあたり、ドバイ市内の地域性をご紹介します。
地域ごとの紹介
日本人が住んでいるエリアは、割と固まっています。
しかし、5年前、10年前とでは、そのエリアも変わってきているため
2026年の最新情報をご紹介します。
本記事では、1:ドバイ国際空港近辺のデイラ地区、2:空港以南のJBR&マリーナ&JLT、3:JVCをはじめとする内陸側の大きく3つについて言及します。
①デイラ地区:昔の人気エリア

・古き良きドバイを色濃く残す地区
・以降に述べる地区がニュードバイであるとしたら、オールドドバイにあたる
5〜10年ほど前までは、多くの日本人がこの地区に住んでいました。
そのため、数代前の前任者はこのあたりに住んでいたという方も多いでしょう。
しかし、今はこの地区にはあまり日本人は住んでおりません。
このあと述べる地区に移動してきております。
②空港以南のJBR&マリーナ&JLT:人気のエリア


・JBR&マリーナは観光客で賑わい、町並みも華やか(写真左)
・JLTは住人が気持ちよく暮らすのを目的としている印象(写真右)
・電車(メトロ・トラム)が走っていて、便利な地区。
・スーパーマーケット、病院、ナーサリーも充実。
・暮らしに必要なものが、徒歩圏内に一通り揃っている。

人気なのも頷けますね。
この地区は、日本人がたくさん住んでいる印象です。
(勤務地に至近のため、フリーゾーンのジャフザにお勤めの方が多いです。)
それも、同じアパートメントに割と集中しています。

少ないアパートメントで数組、
多いところで30組前後住んでいることも!
前任者が住んでいたアパートメントに、後任者が引き続き住んでいるケースが多いです。
数年前に比べて、JBR&マリーナにいた日本人は減少し、JLTに流入しています。
(ウクライナの戦争の影響で海外富裕層がJBR&マリーナに移り住み、家賃が上がっている模様です。)
もともとJBR&マリーナの方がJLTより家賃は高いです。

JBR&マリーナは交通渋滞がかなりひどいので、車通勤をされる方は慎重に検討してください。
(写真はドバイの他地区の渋滞の様子ですが、特に夕方から夜にかけてテールランプで道が真っ赤になります。)
③JVCをはじめとする内陸側:現地採用者の率が高い
この地区は、駐在者ではなく、現地法人に現地採用で勤務されている日本人が比較的住んでいるエリアです。
②の地区とは異なり、日本人は点々と住んでいます。
同じアパートに多くて数組、普通は1組だけのことが多いです。
豆知識:家賃は右肩上がり
賃貸である以上、日本同様「更新」があるわけですが、
ドバイの家賃もなかなかの上がり方です。
このままだと、会社の家賃上限を超えるから、別のアパートメントに引っ越すか、
より小さい部屋に変更してもらわないと、という話もよく聞きます。
家探しのポイント
①ホテルアパートメントorアパートメント?
②近くにナーサリーor学校、病院はあるか?
③近くにスーパーはあるか?(ただ、ドバイではネットスーパーがあれば不自由ないので優先順位は低いです。)
※各項目について、他の記事でも深堀りする予定です。
住むにあたって、欠かせない施設としては、①学校、②病院、③スーパーマーケットが挙げられると思います。
そこで、各施設について下の章で深堀りしていきます。
(③スーパーマーケットは別記事で取り上げます。)

近隣にあるかGoogleマップで事前に調べておくと安心です。
まとめ:家探しは、職場→地区→家の順番で絞り込もう

基本的に、家選びの順番は日本のときと同様です。
STEP①:職場の位置がどこなのか?
STEP②:職場にはどうやって向かうのか?片道、何分圏内がいいのか?
STEP③:STEP②に当てはまる「地区」を絞り込む
STEP④:家探しのポイントを参考に、「家」を絞り込む

もちろん、ドバイでも契約前に内見できます!(日本同様、自分が住むであろう部屋そのものは見れなかったとしても、同様な間取りの空き部屋で代替内見する等)。実際に内見したら、設備が古く薄汚れていたなんてことも。
STEP④で「家」を絞り込む際、個人的に取り入れたい条件(アパートメント内にキッズルームが欲しい、駅至近等)がある場合は、それも盛り込んでどんどん絞り込むと早いです。
逆に、日本での家選びにありがちな、スーパーマーケットが近い、ベランダ南側、預かりロッカー、24時間ゴミ出し可能、等はあまりドバイでは絞り込みに役立ちません。(「住」の件については、他の記事で深堀り予定です。)
欠かせない施設①:学校等(ナーサリー、ナニー、日本人学校、インター)

ナーサリー:保育園と幼稚園のハイブリッド


そもそも、ナーサリーって何?
私も最初、ナーサリーが、日本でいう何なのかが分からず困惑しました。
海外では一般的なようですが、日本では馴染みがないですよね。
そこで、日本と対比させながら解説します。
<施設で行われる内容>
・日本でいう幼稚園。
(ナーサリーを翻訳すると「保育園」と出ますが、日本人が思う保育園とは別物です。リトミックや英語教育等も充実しており、まさに「教育」施設:幼稚園です。)

<預かり時間>
・日本でいう保育園並の時間まで預かり可能。
・お昼寝前の13時頃まで(Morning)
・お昼寝後の15時頃まで(Half day)
・夕方18時頃まで(Full day)等
3択くらいで選択できることが多い。
<子どもの対象年齢>
0歳(歩けるようになったら)〜4歳
※施設により異なりますが、だいたいこのくらいです。
<預かり条件>
・母親が働いているかどうかは一切関係ない。
→ずばり、「長時間保育も可能な幼稚園」です。

日本だと、母親が働いている=保育園
働いていない=幼稚園
のイメージだと思いますが、ドバイは全く関係ありません!
個人的にこれが一番驚きでした。
日本では、税金により費用が軽減されますが、ドバイは一切ありません。完全に受益者負担です。
→例えば週5日13時まで預かりで、1ヶ月あたり少なくとも3000DH以上はするイメージです。費用は高額なことが多いので注意してください。

1歳までは自宅保育し、2歳前にはナーサリー(またはナニー)に預ける日本人が多いです。
ここで、また馴染みのないワードがでてきました。

ナニー?
次は、ナニーについて解説です。
ナニー:保育の出張サービスをしてくれる人

<保育内容>
ナーサリーとは真逆で、自宅or指定の場所で、自分の子どもに1対1で対応。
(例:子どもを自宅で保育。公園に連れて行ってもらう。)
<保育時間>
利用者の任意の時間
<保育費用>
1時間25DH(高くて30DH)程度
<利用方法>
エージェントor人づてに紹介
(エージェントは高額なので、人づてに良いナニーさんを紹介してもらって利用している方が多いです。)

日本人では、自宅保育1割、ナーサリー7割、ナニー3割の印象です。
(例えば、ナーサリーを週3日、ナニーを週2日と組み合わせている方も多いです)
利用者のニーズに併せて、保育場所や保育時間を柔軟に対応してもらえるのが何より良いです。
日本でもこのようなサービスはありますが、1時間4000円等とても高額ですよね。
それに比べると、ドバイはかなりお財布に優しいです。

フィリピン人のナニーさんが人気です。
どの方も明るく親切な印象です。
ナニーさんの質は、かなり幅がある。ナニーさん選びは慎重に!
(いろいろなところでナニーさんをよく見かけますが、携帯電話を触っていて正直ろくに子どもの相手をしていない方も多いです。
一方、親以上に熱心に保育されているのではと思えるような素晴らしいナニーさんもいらっしゃいます。)

子どもとの相性もあると思うので、最初は短時間でお試しさせてもらえないか交渉するのが良いと思います。
日本人幼稚園、日本人学校


日本人用ということもあり、もちろんすべて日本語で対応可能です。
やはり、安心しますね。
入園入学対象年齢等仕組みは日本と同様です。
ホームページにも詳細が掲載されていますので、こちらをご覧ください。
ドバイ日本人幼稚園公式HP
ドバイ日本人学校公式HP
入園入学前に見学ができるかどうか確認すると安心です。
インターナショナルスクール(通称インター):多国籍学校


その名の通り、多種多様な国籍の子どもがおり、もちろんスクール内は英語です。日本人幼稚園・日本人学校と対比するならば、「使用言語が英語」というところが一番大きな違いです。
開校期間:Term1〜Term3で構成
・Term1(9月※厳密には8月末〜12月),
Term2(1〜3月),
Term3(4〜6月)
と1年間を3つのタームで分けている学校がほとんど。
(日本でいう、1学期、2学期、3学期)
・日本では学校が「4月始まり」ですが、ドバイでは「9月始まり」です。


ターム間に2,3週間程度の休みがあります。
その間は、サマーキャンプ、ウィンターキャンプという校内活動に参加することができます。(もちろん費用は別途かかります)
対象年齢に注意:8月末お誕生日まで
学校が9月始まりのため、8月末誕生日までのお子さんが入学できます。
(あまり難しく考えず、日本でいう3月末までのお子さんが入学できるのと同じで、それの8月末版と考えていただければ大丈夫です。)
始業時間:朝7時半と非常に早い!

・7時半〜8時の間に始業する学校が多い。
・学年によって終業時間は異なる。早くて13時頃。遅くて17時頃。

朝8時を過ぎると道が混んでくるからか、夏が暑いからなのか、
ドバイの学校は始業時間がとても早いです!
冬季は、真っ暗ななか登校することも多いです。
インターの種類:ブリティッシュ、IBカリキュラムが主
・ブリティッシュ系(英国系)
・IBカリキュラム系(国際バカロレア:世界共通の教育プログラム)を採用している学校が多いです。

俗に、指導の雰囲気がブリティッシュ系は厳しめ、IBカリキュラムは自由な校風といわれています。
どちらが人気ということはなく、人ぞれぞれといった印象です。
送迎方法:スクールバスor自家用車


このような大型の黄色いバスです。
とてもよく目立ちます。
・スクールバスor自家用車
(海外の方ですと自家用車送迎も多く、送迎時間帯の朝夕方は学校付近の渋滞がひどいです。)
・日本のように歩いて登校するというスタイルはほぼない。
(真横に学校があるなど、極至近ならありうるかもしれないですが、ドバイは夏季非常に暑いため、徒歩5分圏内程度でなければ歩いて登校するというのは不可能です。)

スクールバスは、片道or往復と好きな方を選べます。
日本人ではバスを往復利用している方がほとんどですが、職場が学校に近い等の理由で朝は自家用車で送迎されている方もいます。
・利用料金は比較的良心的
・スクールバスには「バスレディ」と呼ばれるスタッフ(フィリピン人の女性が多い)が同乗しており、とても優しく親切です。小さなお子さんでも安心して任せられます。
スクールバスは朝がとても早いので注意!
6時半から6時50分頃には自宅前等集合場所に来ます。
インターの選び方:4ステップとその時期
ステップ①:KHDAのサイトでランキングチェック(前年秋頃)
・KHDA(日本でいう文科省的な機関)が各スクールをランキング分け(Outstanding,Verygood,Good等)しています。
・学費、教員・生徒の人数、教員・生徒の多数派の国籍等に至るまでかなり詳細な情報も掲載されています。
→KHDAのサイトで、ランキング上位の学校や費用を絞り込めるので、学校選びの際に便利です。
・学校自身もこの評価をかなり重要視しており(生徒獲得に大きな影響があるため)、学校の壁にOutstandingと大きく垂れ幕をしている学校も多いです。
・入学したい年の前年秋頃から行動開始!

・最低でも評価がGood、できればVerygood以上あったら最高です。
・ランキングでOutstandingの評価がついている学校等、人気校は前年中に入学申し込みのエントリーをしておかないと、そもそもwaitinglist(入学を取りやめた人がいた場合、そのリストから順に入学させてもらえる。いわゆる順番待ちリスト。)にも載せてもらえなかったりするので注意です!
・学校に強いこだわりがある方は、ひとまわり早めの前年春頃から動き始めても良いぐらいです。
ステップ②:条件を決めたら、8校程度まで絞り込む(前年冬頃)

・インターナショナルスクールの数は実に膨大です!!
→学校に求める条件を洗い出して(例:学費や自宅からの距離等)、がんがん絞り込まれることをおすすめします。
・入学したい年の前年冬頃

毎日のことなので、自宅からの距離はお子さんの快適度に直結します!
(片道20分程度以内が理想です。)
スクールバスにはトイレがあるのを聞いたことがないので、ないと思った方がいいです。
ステップ③:必ず学校見学に行く(年明け1〜3月頃)

入学前に見学できる学校がほとんどです。
ホームページに必ずといっていいほど、見学申し込みページがありますので、気になる学校は見学されることを強くおすすめします!
・年明け1月〜遅くとも3月頃
百聞は一見に如かず。
ホームページだけでは分からない「雰囲気」が、訪問すればすぐに分かります。
思ったより、校内が薄暗かった、子ども達が元気に挨拶してくれて生き生きしていた等

少ない方で、数校程度、多い方で8校ほど見学されている印象です。
ただ、見学はほとんどが平日の日中の時間帯なので(子どもがいる時間帯を見ないと雰囲気も分からないため)、夫婦で見学する場合、仕事の調整が不可欠です。
8校程度と多くの学校を見学しに行く場合、日程の調整が大変です!
そのため、見学校数が多い方ほど、年明けぐらいから見学を開始し、日程に余裕をもたれると良いと思います。
ステップ④:入学審査を受けて必要書類を提出(年明け3〜5月頃)

・最低学年の小さなお子さん(3歳程度)
→学校にもよるとは思いますが、教員と遊びながら、これは何色?このアルファベット、数字は読める?といった簡単なやりとりをして審査する程度です。
・学年が進むほど審査内容は高度になっていきます。

英語力に不安があるお子さんは、早めに入学しておくと安心です。
・インターは、6月末で閉校します。
・スタッフも一斉に休むといった印象で、アドミッションオフィス(入学担当部門)も例外ではありません。
・通常営業時と異なり、レスポンスもかなり遅くなることが予想されるため、どんなに遅くとも6月中には入学する学校を確定させておきましょう!
(おまけ)日本人が多いインター:ラッフルズ

初めてのインター、日本人が自分たちだけだと不安。
そんな方に、日本人の多いインターを紹介します。
<ラッフルズインターナショナルスクール>
・ブリティッシュ系
・対象年齢:3歳〜18歳(FS1〜Year13)
・場所:高級住宅街ジュメイラ地区、ブルジュ・アル・アラブが見えるロケーション
※公式HPはこちら
※地図はこちら
・日本人は20組前後
・KHDAから「Very Good」認定
・Innoventures Educationグループ傘下(他にDIA等も経営している大企業です)

他に日本人がいると、困ったときに気軽に相談できるので心強いですね。
とても素晴らしい学校なので、他校との比較検討の際にも適した学校です。
欠かせない施設②:病院


まだドバイに慣れてない、1,2ヶ月のときに限って体調を崩しやすいもの。
私もその一人でした。
いざという時に困らないために、事前に風邪をひいたらここ!等決めておくと安心です。
ベストな病院選びのポイント
条件その①:自宅徒歩圏内にある


これがシンプルでいてとても重要なんです!
徒歩なら、何より気軽にふらっと行けます。
まだドバイに慣れていないときは、「英語は不安だし、日本人医師が安心」
そう思い、
ヘルスケアシティー(多数の病院が集まっており、日本人医師在籍の病院もあります)という地区にある病院に行っていました。
しかし、自宅から車でなかなかの距離がありました。
そのため、
「日本人医師のいる病院は日常使いには向いていない」という結論にいたりました。

特に、お子さんは突然体調を崩すことも多いですし、
自身が体調を崩したときも、長時間車を運転するのは苦痛ですし、危険です。
<病院探しのポイント>
・自宅徒歩圏内であること(特に子連れ)
・厳密には、外を歩く時間ができれば10分以内、どんなに長くても15分以内
(夏季は暑すぎて、このぐらいが本当に限界です。ましてや体調が悪いときはこたえます)

タクシーや電車で行く方法ももちろんありますが、想像してみてください。
日本でタクシーや電車で病院に行っていましたか?
多くの方は自宅近くの病院に歩いて行っていたと思います。
条件その②:オンラインで予約可能


深夜に突然の体調不良、翌日朝いちにでも病院に確実に行きたい!
体調不良のときは、余計頭がまわらず、電話でコミュニケーションを取るのは骨が折れます。
そのため、オンライン予約が発達しているドバイはとても便利です。
・Whatsupp(日本でいうLINEのようなアプリ)で予約可能
・24時間365日予約・キャンセルが可能
・自動応答でのやりとりなので、英語が不慣れでも安心してゆっくり操作可能。
(おまけ):医師はとてもフレンドリー
自宅徒歩圏内に、日本人医師在籍の病院があるなんてことはまずないと思うので(ドバイには日本人医師は本当に少数しかいません)、当然英語で医師とやりとりすることになります。
ですが、心配は無用です!

ドバイの国民性にも通じてきますが、友達といっては語弊がありますが、医師もフレンドリーな方が多いです。
(むしろ、日本の方が、上から目線の高圧的な医師が多かったような気がします。)
英語という不便差以上に、
・オンライン予約OK
日本ほど無意味に待たされない、そもそも混んでいない(特に小児科)
・親切な医師が多い
英語が第二言語という医師も多く、ゆっくり簡単な単語で話してくれたり、紙に書いて説明してくれたり、翻訳機能で難 しい医療用語を説明したり、何かと工夫して伝えてくれる。
というメリットが圧倒的に勝ります!

幸か不幸か、私はいろんな病院に通ってきました。
おすすめの病院については、別記事にて深堀り予定です。


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